奈良の旅
先日、出張の合間に奈良の仏閣を巡ろうと、いろいろ計画を立てたのですが、奈良国立博物館で「正倉院展」をやっており、近鉄奈良駅から最も近いから、そこに行きました。すると、ここはディズニーランドかと思うくらいの長蛇の列。雅子様が来場したことも影響したのでしょうが、とにかくすごい人出で、通常展も見ていたら時間がなくなり、結局予定していた「法華寺」「薬師寺」「新薬師寺」「法輪寺」「唐招提寺」などは見れませんでした。まぁ仕方ない。次回のお楽しみにしましょう。
平城京遷都から約 1,300 年なのですね。現在も発掘?が行なわれているようで、ハイキング姿の中高年者が最寄の駅でたくさん降りたのが印象的でした。会津八一が訪れたころ(昭和初期)とは大きく変わっているのでしょうが、人間は変わらないので、南京新唱をはじめとする「鹿鳴集」は読み続けられるでしょうね。
そうそう、職場の食堂用の短歌(11月用)は
「おにひとつ きょうしゃの ひさを ぬけいてて あられうつらむ ふたかみの さと」
(鬼一つ 行者の膝を 抜け出でて 霰打つらむ 二上の里)
にしました。
「役の行者(役小角)の両足に踏みつけられている鬼が一匹逃げ出して、二上の里に霰を降らしているいるのだろうか」という歌ですが、ユーモラスで面白いですね。
「ししむらは にくもあらはに とろろきて なかるるうみを すいにけらしも」
(ししむらは 肉もあらわに とろろぎて 流るる膿を 吸いにけらしも)
にしようかと思いましたが、法華寺浴室の由来(聖武天皇の皇后?がある日天啓を受けて発心し、千人の貧しい人・病人を施浴するために浴室を作り次々と体を洗ってやった。ちょうど千人目に肉も溶け骨が見えているような病人が来て、その膿を吸ってくれと懇願した。皇后はそれを吸ってきれいにしてやったところ、たちまちその病人は観音となって空へ消えていった)を知らないと、ただオドロオドロシイ歌と取られかねませんのでね。

0 Comments:
Post a Comment
<< Home