Tour Tempo の矛盾
全米で大ヒットとなった"Tour Tempo"という、ゴルフレッスン書を御存知ですか?日本版も発売されていて、江連さんが解説していますが、これ、確かに画期的なものです。
簡単にいうと、今までのレッスン書にはなかった「スウィングのリズム」にのみ的を絞ったものなんですね。結論はひとつで、PGAのメジャーを勝ったような選手のスウィングには一定の法則があり、バックスウィング開始からトップまでの時間と、トップからインパクトまでの時間比が、ぴったりと3:1だ、というものです。高速ビデオで観察すると、コマ数で、21:7、24:8、27:9、30:10になると。
そこで、他の事は全く無視して、アマチュアゴルファーのスウィングを同様に観察すると、40:9とか、30:7とか、とにかくバックスウィングが遅いのですね。素人のバックスウィングは確かに遅いと私も思う。
そこで、これを直すために、CD-R にメトロノーム音が入っているわけです。ピアノ音だったり、音程がついていたりするわけですが、これが納得いかんのですよ。
「タン・タ・ターン」「タン・タ・ターン」の繰り返しですが、譜面にすれば、4分音符・8文音符・付点4分音符です。第1音でバックスウィングに入り、2音目で切り返す。3音目でインパクトです。え?それじゃあ、3:1 じゃなくて、2:1 じゃん。3:1 にするんだったら、3連にして、タ・タ・タで1拍として、1音目は4分音符、2音目・3音目は3連の1音目と2音目、タ・ターになるんじゃねぇの?
バックが8ビートで刻んでいるのが悲しい。16ビートバージョンもあるけど、それじゃ永遠に 3:1 にはならんでしょう?
ま、こういう声が全く出てこないというのは不思議そのものですが、とにかくこのドリルによって、スウィングリズムが良くなり、ヘッドスピードが上がり、飛距離アップ・スコアアップすればいいわけですから、部外者がとやかく言うことではないのかもしれません。大体、切り替えしったって、そんなにぴったり第2音に合わせられるわけがないし、第1音を聞いて何のタイムラグもなくバックスウィングが始められるわけもないので、ドリルとして極めて優秀なことに変わりはない、ということでしょうね。
あ、ちなみにこれ、今朝試してみましたが、スウィングが早いと思っている私でも、ついていくのがやっとくらいです。全体の比率は悪くありませんでした。

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