「オルセー美術館展」と「ミイラ展」
一泊で上京する用があったので、時間を作り「オルセー美術館展」と「ミイラと古代エジプト展」を見てきました。上野に3時間くらいいました。
いやー、良かったっすよ。ミイラの方は最終日で日曜日ということもあって大変な人出でした。オルセーのほうも黒山の人だかり。ゆっくり鑑賞できる環境ではなかったのですが、それでも感激しました。東京に住みたいとは思いませんが、このような文化的な面ではやはり有利ですよね。
ミイラは現在は包帯?を取らずに最新 CT Scan で 3D 復元するのですね。これを立体メガネで見ると迫力満点の画像となります。ミイラは心臓を除いてすべての内臓(脳を含め)を取り去っていますが、開頭した跡がありません。また腹部にも大きな傷がありません。さてどうやって内臓を摘出したのでしょう?
答え:脳は鼻腔(鼻の穴)から蝶形骨を貫通して脳底に達し、匙のようなものを使って抉り出したのです。
内臓は左の下腹部を長さ5cmほど切開し、そこから腸管(食道・胃・十二指腸・空腸・回腸・結腸など)、肝臓、膵臓、肺などをすべて取り出したのですね。切開創にはお守りの札?が貼ってあります。脊椎(背骨)と歯の状態から年齢は推定できますし、死因もある程度推測できると。
まともな消毒薬もなく人体解剖学も今ほど分かっていなかっただろうに、大した知恵です。いくら乾燥した地域だとはいえ、腐敗することなく保存されること自体が驚異です。

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